ウエディングプランナー 料理の知識

シェフは料理学校を卒業した人がいくつかの店やホテルで修業を積んで、そのたびに徐々に上の地位についていきます。これはシェフの出世コースですが、洋食であれば本場ヨーロッパのイタリア、フランスなどに修業に行き中国料理では香港という具合に、己の技術を磨いてキャリアを積み重ねていきます。もちろんそんな人ばかりではありませんが、少なくとも１人前と呼ばれるくらいまでは、いろんな店で修業をしたほうがよいとされる、専門技術者の世界になっています。

料理は披露宴の重要な地位を占めていますので、これらに関する知識もウエディングプランナーには欠かすことができません。しかしプロではありませんので、限界が出てきます。そうした時に気軽に質問をぶつけられるシェフがいるということは、大変に心強いものがあります。知識の浅さで素人とは仕事がしたくないといわれてしまうこともありますが、シェフだって昔は素人だったのだし真剣に仕事に取り組む姿勢が認められれば、そんなことは言われなくなるものです。婚礼メニューと一言で言い表しますが素材の仕入れ先の確保やさらに安定供給、原価率まで考えてシェフは仕事を行っています。ウエディングプランナーがシェフの知識を知ることで、結婚のプランニングにも幅が出てくるようになります。